実家に帰ると、
奥田 英朗「空中ブランコ」(文藝春秋)が。
いや、心療内科に通ってる身にはどうしようかな~、と思ってたわけで。
ま、ページをめくればそんな心配も無く一気に読了。
翌日には
「イン・ザ・プール」も購入、その日の内に読了。
様は双方とも短編集。
精神科医伊良部のはちゃめちゃな治療の顛末を、
連続ドラマみたいな、パターンものとして描いてるというところ。
話ごとの患者がバラエティに富んで、笑わせてくれます。
所々、作者の癖なのか、言い回しのパターン化が目に付きますが、
娯楽作としてそこはそれ、気楽に読むにはいい2冊ではないかと。
…でもちょっとお高いかな?